・病院だけじゃない!「管理栄養士」の適職の見つけ方
・実体験からお伝えします
- 「管理栄養士」を目指しているがどんな働き方が自分に合っているのかわからない
- 実際に現場で「管理栄養士」として働いているが今の働き方に疑問を持っている
といった方、いらっしゃるのではないでしょうか?
管理栄養士にも様々な働き方がありますが、自分にあった働き方を探すのはなかなか難しいですよね。
新卒で福祉施設の管理栄養士として勤務するも、業務が想像していた内容と違っていたり、仕事量と収入のバランスに頭を悩ませていました。
しかし、転職をして
調理や商品開発に関わるお仕事など、
自分が心から「楽しい!」と思える働き方に巡り合うことができました。
この記事では、そんな職探しのヒントをご紹介します。
Contents
「管理栄養士」にこだわらない
これは私自身の経験から感じたことです。
管理栄養士にこだわっていたころ
201X年の4月、私の地元である北海道はまだ肌寒い日が続いていました。
「管理栄養士になりたい!」という一心で大学に通い始めたものの…
日々のとてつもない量の課題や実習など大変なこともたくさんありました。

思うようにいかず、とても悔しくて学校で涙を流した日もありました。
思い返せば、決して平坦な道ではなかったように思えます。
そんな4年間の楽しくも苦難の日々を乗り越えて国家試験に合格した時は
と思わず叫んでしまうほど本当に嬉しかったことを覚えています。
それなのに、資格を取ってからは・・
(でもこれ本当にやりたいことなのかな・・・)
ああもう、余計なこと考えなくていいから!
とにかく
「管理栄養士」として頑張らなきゃ・・
ということばかり考えていました。
「『管理栄養士』として働かなければいけない」 という意識にとらわれてしまっていたのです。
管理栄養士として働くというところに固執してしまうと、自分が心からやりたい仕事をできる可能性が狭まってしまうと思います。
管理栄養士の「義務感」から解放されると・・仕事の幅が広がった!
例えば私は今、企業の商品管理に携わるお仕事をしていますが
「管理栄養士」の資格が必須のお仕事ではありませんでした。
ですが、「管理栄養士」の資格があることで
アレルギー表示に係る業務や、商品管理の業務など
他の人よりも私に任せてもらえる仕事が増えました。
食品関係でなくても、国家資格を取得したという頑張りが認められて採用になるケースもあると聞きます。
広い視野で職探しをしてみることは是非お勧めしたい方法です!
条件を絞って探す・・希望が全て叶う仕事を探すのは難しい
職探しの際に、自分の希望する条件は色々あると思います。
私が転職活動してたころの希望はこんな感じでした。
・自分のやりたいことができる
・ボーナスがもらえる
・土日休み
・実家から近い
皆さんもこんな仕事あったら是非やってみたいのではないでしょうか?(^^)
検索の際に希望の条件を全て入れると、ヒットする件数はほとんどありませんでした。
うーん
このような時は一旦、自分の希望する条件に「優先順位」をつけて、
順位が下のものから排除していくのがおすすめです。
あなたにとって「優先順位」の高いもの、低いものはなんでしょうか?
ぜひ考えてみてください。
私の場合、「収入」、「自分がやりたいことを仕事にする」が最優先でした。
なので、実家を出て一人暮らしをしながら働くことにしました。
「勤務地」の条件を外したのです。
勤務地のエリアを広げて探す・・可能性が広がる!
勤務地のエリアを広げて探すことのメリットを考えてみました。
- 希望の勤務先や希望の仕事内容で働ける可能性が高くなる
- 求人数が増え、思ってもみなかった興味深い仕事が見つかるチャンス
- 住んだことのない新しい土地で心機一転できる
私の場合、地元で「管理栄養士」の求人を探しても「欠員」を埋めるための募集ばかりで、求人数がそう多くはなく…
地元での就職は難しいと感じていました。
頭を悩ませた後、首都圏対象のエリア検索に切り替えてみると…
ビックリするほどたくさんの求人が次から次へと出てくる出てくる!
こんなにも違うものかと驚きました。
「管理栄養士」の求人もバラエティに富んでおり、見ているだけでもすごく楽しいので是非やってみてほしいです!
同じ「管理栄養士」でもこんなにたくさんの働き方があるなんてびっくり!
転居を伴う場合は手当もチェック!
また、転職に伴う「一人暮らし」だと経済的な不安もあるかもしれませんね。
ちなみに私は、上京するのであれば初めての一人暮らしだったので
とても慎重に職探しをしていました。
「家賃補助有」と書いてある求人に応募し、面接の際も…
「私が採用となった場合、家賃補助は出ますか?」と図々しく確認をとりました。
面接は、お互いにとって見極めの場でもあるので、勤務の条件等に不明点がある際は、事前に確認を取っても問題ないです。
採用になり、引っ越して働き始めてから
「その条件では手当は出せません」と言われたら…
それはもうとてもショックですね!!
あ〜! 想像したくない!(^^;;
「家賃補助」や「社員寮有」の勤務先を選ぶのは初めての一人暮らしの方にはとてもおすすめです。
但し、求人に条件の記載がない場合は、面接や電話連絡の際に適用条件の確認をしてみるのがよさそうです。
まとめ

自分が納得できる働き方を見つけることはなかなか大変ですよね。
ですが、同時に新しい世界に飛び込むことのできるチャンスを得ていると私は思います。
視野を広げ、いろんな角度から自分のキャリアを見つめなおしてみてはいかがでしょうか?
この記事が自分の納得できる働き方を見つけるためのヒントになれば幸いです!