こんにちは!
福祉施設で管理栄養士としてして3年間勤務していたキノです。
今回の記事では
「管理栄養士」の就職ってなかなか厳しいのでは?
という問題について取り上げていきます。
その数字がウソというわけではありません。
「管理栄養士」の資格を取得しても、
「管理栄養士」として就職しない方も含む場合が多い ということです。
よって、就職内定者全員が「管理栄養士」としての採用ではない場合も。
実際「管理栄養士」としての採用は難しいのでしょうか?
自身の転職経験も踏まえて、考察してみました!
Contents
「管理栄養士」採用自体は多い~「希望」の職に就くのが難しい!
実際のところ、
「管理栄養士」として就職すること自体はそこまで難しくない印象です。
採用自体もそれなりの数があります。
採用希望者が多い職場~「病院」
病院は希望者が多い上に
「求人数」や「採用人数」自体が少ない傾向があります。

ただでさえ人気なのになかなか募集がなく、
やっと見つけた!と思ったら採用人数が「1名」で倍率が高い
ということは病院の求人でよくあることです。
どうしても「病院」直営の管理栄養士にこだわる!となると、
狭き門とはなるでしょう。
筆者キノの体験談~「行政」を諦め「福祉施設」へ
私は就活をしていた際、
最終的に「福祉施設」直営の管理栄養士として新卒採用が決まりました。
ですが実は、就活を始めた際の第一希望の職場は
「行政」分野の管理栄養士でした。
行政というと「保健所」や「保健センター」での勤務を希望していたのですが、
求人はほんの一握り。
元々の配置が2名で、欠員募集が基本ということもあり、
ほとんどが採用人数が「1名」の求人でした。
しかも・・
行政は、一度入ったら定年まで退職する方も少ないようで、
就活をしていた4年生の3月から12月の間で求人は3,4件。
やっと、求人が出てきたと思っても、
電車が通っていないような、地方の管理栄養士の求人がほとんど。
(地方を悪くいう意図は全くないです・・気を悪くされたらごめんなさい。)
当時の私は車の免許も持っていなかったので、
生活のことを考えると厳しいのかなと想像してしまいました。
自分のやりたいことを優先してしまうと、その他の条件はほとんど望めない・・
非常に厳しい内容でした。
多くの求人が、そういった内容のものでしたので
自分のライフスタイルも考慮した上で行政の栄養士になることを断念しました。
そんな賭けをするには倍率が高すぎたのも事実。
自己分析などを重ねていくうえで、「福祉施設」で
自分自身が「管理栄養士」としてできることはある!スキルアップも望める!と思い、途中からシフトチェンジして就活を行い、無事「福祉施設の栄養士」として採用が決まりました!
栄養士として勉強になることがたくさんあったよ!
詳しくはこちらの記事で紹介しています!(^^)
<div class=”concept-box1″><p>就職先を選ばなければ「管理栄養士」の採用自体はある!
別ルートも検討しながら、希望する職場の採用を見つけたらどんどん受けてみましょう!</p></div>
希望する「就職先」に決まるのが難しい3つの理由
「管理栄養士」の採用自体はあるとお話ししましたが、
自分の希望する職に就職したい!と就職先にこだわる場合は、なかなか就職が決まらない場合もあります。
ではどうして、就職が難しいのでしょうか。
キノの考える主な理由を3つ挙げてみました。
①そもそも「採用人数」が少ない~ひとり職場も。
先にも少し触れましたが、
栄養士の職場はそもそも「採用人数」自体、少ないことが多いです。
大きな病院であれば、数人で担当分を振り分けたりしますが、
小さな施設・病院等では1人で施設全体を担うことも。
希望の職場にこだわるのであれば粘り強く挑戦し続けよう!
②募集のタイミング「随時」~欠員募集が多い
栄養士の職場は「欠員募集」が多いです。
そのため、募集が出るタイミングに関しても
一般の「就活解禁」の時期というより、
「随時」欠員が出てきたら「募集」を出すところが多いようです。
③「資格職」なのに求人の条件が悪い~「給料が安い」など

管理栄養士の「給料」は他の資格職などと比較しても低いです。
せっかく国家資格の「管理栄養士」を取得したのならある程度のお給料はほしいと思うかもしれませんが・・
みんな思うことは同じ。
条件が良いところには人が集まるので倍率も上がります。
希望の条件が通らない場合のことも考えながら就活を進めないと、
就職が決まるまで厳しい道のりになることもあります。
自分自身と「約束」を結んでしまうのもひとつの手。
すぐに決まらなくても自分を責める必要ナシ。
働きながらでも希望の求人を受け続けることはできます!
まとめ
管理栄養士として絶対に働きたいのであれば、「勤務する場所」や「条件」を随時見直しながら、あとはとにかく「挑戦」あるのみです!
皆さんの就職・転職活動が良い結果になりますよう、応援しています!